私はコレで救われました!ステイホームで修行の日々

関西・滋賀で活動。
壁×色×アートであなたのウチ(家)イロ(色)を調え、
より豊かな人生へとご案内。

建築カラープランナー&アートライフスタイリストの中田あいです。

2020年は、自身が引越しをしたこともあり、自宅をぼちぼちとセルフリフォーム。
個人的には「どんな暮らしをしたいのか?」「好きなもの・こと・空間・状態」などなど、あらためて再確認する一年でした。



コロナ禍も相まって、じっくりと自分と向き合う時間とさせてもらい、発信やコーディネートのお仕事のご依頼をセーブしておりました。

そんな中でも、思い出して数年ぶりにご依頼下さったお客様、口コミでご紹介下さったかた、本当にありがとうございました。

コロナ禍で再確認したこと

そのお客様たちが壁紙を貼替えたくなった衝動には、やはり家で過ごす時間が増えたことで、家を心地よい場所にしたいという思いがフツフツと沸き上がってこられたからのようでした。

アウトドア好きのご一家は、春の時期に緊急事態宣言で思うようにキャンプにも行けず、お家を山小屋風にしたいとおっしゃっていましたね(笑)

私もその時期は、いつも以上に愛犬の散歩でたくさん外を歩いたり、普段行かない道を歩いたり、やたらと庭先やベランダで過ごしておりました。

身近なところに、あらたな発見や楽しみを見つけて、工夫しながら過ごした人もいらっしゃると同時に、

見て見ぬふりをしていた家のことがとてもストレスに感じたり、テレワークのスペースも必要となり、向き合わざる負えなくなった人もいるんじゃないでしょうか?

私も、高3と小6の男子にペースを狂わされることも多々あり、いつも心穏やかに…とは、行きませんでした。

だからこそ、本当に「調えておいて良かったーーー!!」と思うことがあります。

「ここだけは!」と思える場所

常に誰かが家にいると、何かが開きっぱなし、置きっぱなし、脱ぎっぱなし、食べっぱなし、玄関に至っては、わが家は何人家族??ってな感じ。言い出したらキリがない。良く言えばとても大らかで、細かいことは気にならない一家です(笑)

家事をする者にとっては、なかなかリセットできるタイミングが自分の思うように行かないと、「イラッ」「イラッ」は募って来てしまいます。

そんな時、目の端に映る壁のアートを「ふ〜」って深呼吸して眺めておりました。

自分の中心に戻れる感覚になるんですよね。

家の中が基本わちゃわちゃしているせいなのか、

私好みのアートは圧倒的に心が静まり穏やかになるような作品が多いのですが、

気分が明るくなるものや、

クスッと笑えるユーモアな作品だったり、

華やかなものなど、

自分の気分に合ったものを音楽のように気軽に掛け替えて楽しめるのがアートのある暮らしの魅力の1つ。

この場所にどれだけ救われたことでしょう。

マスク生活で知らず知らずのうちに呼吸が浅くなり、それがカラダへの不調に繋がっているとも聞きます。

アートを見たら、「はぁ〜〜〜〜っ。」と、息を吐いて身体の力を抜く。

と言うことを意識的にしていたら、今では気づけば癖になっています。

それも少しは効果があったのか、定期的に通っているボディーメンテナンスをお願いしているセラピストさんに、凝りがマシだと言われました。

床に置きっぱなしの物があっても、机の上が食べ散らかされていても、

壁の一角だけは、私好みの、そして私だけの唯一無二のアートがある。

とっても贅沢で、そして誰にも邪魔されない!!

精神的健康も保たれるなど、

まさにプライスレス!!

高価な有名絵画を、人をかき分けて鑑賞するのとは違い
自分だけのアートを独り占めできるのですから。

忍耐も問われたステイホーム期間は、まさに修行のような日々。
アートに救われたことは数知れずでした。

そうは言っても、アートは敷居が高い?

「そんなに気軽に始められない…。」

「やっぱり、お高いのでは?」って言う疑問もあるかと思います。

いえいえ、わが家で楽しんでいる作品は、数千円〜のものだってあるし

数万円のコートの予算を回すなどして購入した作品が主です。

まだ若手のアーティストさんだと、手が届きやすく、作家さんに作品のことをじっくりお聞きできる機会もあったり、それがまた、作品への思い入れに繋がります。

↑こちらの作家さんは、アトリエまで見学させてもらい、いっしょにランチもしてアート談義に花が咲きました♪

その後、どんどん活躍されて行くのを拝見。その変化をリアルに感じられるのは、現代アートの面白さの1つです!

もちろん、資産としてのアートと言うコレクションの方法もありますが、

まずは、自分にとってアートとは?
を探究することで、

自分の内側との対話が始まる楽しさを知っていただきたいなと思います。

自分の内側はどんなアートに、どういう風に反応するのか?

一度にたくさんのアートに触れ、見比べることができるアートフェアはとっておきの機会です。

意外な作品に反応して、自分の知らない自分の感性に出会ったり…

好みの傾向が見えて来たり…

理由もなく惹かれてしまう作品に一目惚れしたり…

難しいことは考えずに、まずは体験が1番!

アート京都2020
アート京都2020
アート京都2020
アート京都2020

立体から平面作品、若手から一流有名アーティストまで並び、
作家本人やギャラリーの人に話を聞いてじっくり鑑賞できることで、

自分の感性も刺激されちゃいますよ!

しかしながら、コロナ禍で
その機会も少なくなって非常に残念ではあります。

人数や時間を制限して行うなど、対策をとられながら開催。

ご自身の体調とご都合が合えば、ぜひ足をお運びいただければと思います。


おすすめのセミナー・イベント紹介

これから予定されているアートフェアをお知らせします。

各サイトを見るだけでも、どんなギャラリーが出展していて、どんなアーティストがいるのかが分かるので、

お近くのギャラリーをチェックするのもいいですね!

各地にあるギャラリーとのネットワークで、アートをお探しすることが出来ますので、御用のかたは、お気軽にお声掛けください。

家にあるアートの飾り方がわからない、壁紙のリフォームもついでに相談したい

などなども、ご相談くださいませ。

ブログでも、アートや壁紙についてこれからどんどん発信して参りますね!